2015.10.12
白山の出会い
先日、念願だった霊峰白山に登りました。登山をするのは、約25年振りぐらい。日頃、これと行って体力作りをしている訳でもなく、いきなりのぶっつけ本番。とにかく登り始めは調子も良く、寒いと思っていたのに汗だくになりながら山の中盤あたりまで到着。昼食を食べ、休憩をしていると急激に体が冷えた感じがしましたが、どうせ登り始めたら暑くなって汗だくになるんだからと着替えもせずに登山を再開。数分後、両足に違和感が…。太もものあたりが硬直し一歩が出ないのです…。一緒に行ってる仲間に迷惑をかけてはならないと思えば思うほど足に激痛が走ります。完全に足手まといとなってしまった様です…。
思い出すだけで過酷な山登りが始まりました。不安と焦りに襲われながらの一歩づつ、先の見えない時間がただただ過ぎて行きます。
そんな時、ある男性2人に「出会い」ました。年齢も風貌も似たような感じ(笑)ニコニコと気さくに話しかけてくれます。(Aさん)「慌てて室堂まで登っても退屈なだけですよ〜」と言うと、(Bさん)「僕もさっきから足がつっちゃって大変なんですよ〜」
『どうせ同じ山に登るなら、山の景色を楽しみながら。ゆっくりゆっくり登りましょうよ〜』
まさに魔法の言葉をかけられ、みるみる元気が湧いて来ます!そこからの山登りは最高に楽しく、少し登っては休みながら景色を眺めゆっくりゆっくり山頂を目指しました。
そのお2人は金沢市内でイタリアンのレストランのオーナーさんとBARのオーナーさんとお聞きしています。近いうちに必ず訪ねて見ますね♪山の出会いを大切にして(*^^*)